山間部のため池監視のための通信ソリューション

防災重点農業用ため池の監視を遠隔から安全に

農業用ため池の水位計測を安全に

ため池は全国におおよそ21万箇所※あると言われています。
昭和初期以前に築造されたものがほとんどで、地盤の状況などが把握されておらず、整備が行き届いていないものも多くあります。
さらに、近年増加する地震や台風などにより、決壊の危機に瀕しているものも少なくありません。
過疎化や地理的な要因から管理や監視が難しく、災害時に現場へ足を運ぶことで事故につながるケースもあることから、負担の軽減が急務となっています。

※農林水産省 農村振興局 「ため池ハザードマップ作成の手引きより」

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マルチホップWi-Fiや802.11ahによる中継

遠隔監視に使われるのがカメラやセンサーです。クラウドでデータを管理し、現地に足を運ばずともリアルタイムにモニタリングができたり、AIによる分析や通知ができるものも多くあり、日々の管理の負担軽減や、危険な状況の早期発見にも役立ちます。
このような機器の運用管理のためにも、通信環境の必要性が高まっています。

しかし、山中のため池の場合、携帯電話キャリアの通信網の範囲外地域であったり、光回線の設置場所から現場までの距離があることも少なくなくありません。
一般的なWi-Fiではエリア化するのが困難な場所でも、活躍するのが無線ネットワークです。
Wi-Fi中継や802.11ahなどを用いて中継を行うことで、山間部でも通信が可能となります。
複数の選択肢がありますので、ぜひご相談ください。

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中継機器による通信確認の様子

携帯キャリア圏外の場所や山間部などもご相談ください

こうした課題を抱える現場は、ため池だけではありません。
農村部や山間部は通信環境の構築が難しい場所の1つです。
一方で、人口減少や高齢化から担い手が不足し、遠隔操作や遠隔監視などDXによる効率化がより必要な場所でもあります。

無線ソリューションの組み合わせで、従来構築が困難であった場所でも通信環境の構築が可能です。
通信環境にお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

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