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お店にフリーWi-Fiがやってきた ~おさえておきたい導入のポイント(全4話)④アクセスポイント設置とWi-Fi提供編

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ここは、イケてる店長(通称:イケ店長)がおいしいコーヒーと一緒に快適なフリーWi-Fiを提供してくれるカフェ。

イケ店長、こんにちは。相変わらずお客さまがたくさん! お忙しそうですね。

NTTさん、久しぶりだね。もうすぐ休憩時間に入るから、少し待っててもらえるかな。

お店でフリーWi-Fiを提供するようになって、早3ヵ月が経ちました。今日も盛況のようですね。

さて、このシリーズコラム。前回の記事では、このお店のニーズにあわせたフリーWi-Fiにするため、サービスの顔となるSSIDや登録方法など、Wi-Fi利用のためのルールなどを決めていきましたね。

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お店にフリーWi-Fiがやってきた ~おさえておきたい導入のポイント(全4話)③Wi-Fiコンサル編
https://www.ntt-bp.net/column/blog/2021/03/post-15.html

続きとなる今回の内容は、アクセスポイントの設置工事の様子やポイント、フリーWi-Fiサービス提供後の様子などをお伝えしていきます。

工事からサービス提供開始までの流れ

フリーWi-Fiサービスを提供するまではこのような流れです(今回のコラムでご紹介する内容は黄色い部分)。

フリーWi-Fiのネットワーク設計から設置工事までを、より細分化すると、青い矢印のような流れになります。

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提供エリア想定と机上設計

まず、店内のどこを重点的にエリア化したいか(どこで一番フリーWi-Fiが使われるのか)を決めていきます。伺ったご要望にあわせて、もしご用意が可能であれば店内の設計図などをお預かりし、ご提供するアクセスポイントの種類や台数、電波のカバーエリアなどを机上設計していきます。この設計情報に基づいて、システム・ネットワークを準備していきます。

次に、アクセスポイントを選定します。同時接続数や電波強度、電波帯などによって、アクセスポイントにはさまざまな種類があります。

また、設置場所によっても選定するアクセスポイントは変わります。 例えば、テラス席などの屋外でもフリーWi-Fiを提供したい場合、5GHz帯の電波については、人工衛星への影響の無いアクセスポイントを選定や設定が必要になります。

関連リンク:総務省 電波利用ホームページ|その他|無線LANの屋外利用について
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/wlan_outdoor/index.htm

さらに、電波を飛ばす方向にも種類があります。アクセスポイントから特定の方向に向かうことを指向性、特定の方向ではなく全方位に拡散するものを無指向性と呼びます。指向性を持たせると、より遠くまで電波を飛ばすことができます。

屋内の場合は、カバーしたいエリアの近くにアクセスポイントを設置できるケースが多いため、一般的には無指向性が向いています。 一方、カバーエリアが広かったり、室内景観などの観点から、アクセスポイントをカバーしたいエリアから遠くに設置せざるを得ない場合などは屋内であっても指向性にするケースもあります。

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ちなみにWi-Fi電波は「物」だけでなく、「人」にも遮られてしまいます。混雑状況に関わらず店内に電波をいきわたらせるために、アクセスポイントは、電波を遮らない高い位置に設置し、電波を上から下に向かって飛ばすことが一般的ですよ。

現地調査と提供エリアの確定

机上設計した内容で、実際に提供できるかを現地にて確認します。アクセスポイントの設置場所や電源取得箇所を決定し、フリーWi-Fiのカバーエリアを確定させます。

また、この現地調査のタイミングで、他の電波状況などもしっかりと調査・確認します。
エリア化する範囲にもよりますが、1フロアのカフェなどであれば、15分程度の短い時間で確認作業ができます。

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設置工事と品質調査

最後に、設置工事です。これまでの調査や検討に基づいて設定したアクセスポイントを取り付けます。店内の景観を守るために、天井裏などの目立たない場所に設置する場合もあります。配線する長さや取り付け場所、取り付け方法によっても作業時間は異なりますが、アクセスポイントの設定はあらかじめ実施しているので、時間はかかりません。

また、屋外へのアクセスポイント設置をする場合は、電源の取得や雨風などの対策、さらには、盗難防止や鳥の巣対策など、多岐に留意した施工をする必要があります。

設置後は、電波品質や通信速度の試験を実施します。お店の混雑状況や測定する時間帯などの影響も加味したうえで、著しく通信速度が出ない場合や、電波の不安定なエリアが見つかった場合は、アクセスポイントの設置位置や設定を調整します。こうして、いよいよフリーWi-Fiサービスが提供できるようになります。

お客さまへのご案内方法はどうする?

いよいよ、俺の店でもフリーWi-Fiが提供できるのか。仕上げの準備ってどんなことをしておけばいいんだろう。

フリーWi-Fiサービスを開始するまでに、お客さまへのご案内の準備をしておきましょう。

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まず、準備していただきたいのが、SSIDが分かるステッカーやPOPなどです。お客さまにサービスをPRするとともに、お店の正式なWi-Fiであることも知らせます。電波のカバーエリア内に掲示しておくと良いでしょう。

さらに、準備しておくと良いものとして、接続方法や1回あたりの接続時間などを記載したパンフレットやガイド(手順書)があります。お客さまから利用手順を聞かれた場合にお渡しするだけでも十分な対応となりますので、従業員全員がWi-Fiに詳しくなる必要もありませんし、お問い合わせに対する稼働も軽減されます。

ステッカーや接続ガイドなどの準備については、当社でもお手伝いできますよ。

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フリーWi-Fi設置後は利用状況を確認しよう

フリーWi-Fiを導入して、早3ヵ月が経ち、イケ店長のカフェは相変わらず盛況です。

その後、フリーWi-Fiの状況はいかがですか? お客さまからのお問い合わせなどは大丈夫ですか?

おかげさまで、特に問題なく、お客さんからもWi-Fi速いよって好評だよ。毎月送ってもらっているエリアオーナーレポートで、実際にどのくらいWi-Fiが使われているのかもわかるけど、俺が思っていたよりフリーWi-Fiって利用されているんだなぁ。

NTTBPでは、フリーWi-Fiを提供しているオーナーさまに、エリアオーナーレポートというご利用状況をお渡ししています。
このレポートでは、日別や時間帯別、言語別にWi-Fiの利用状況を確認いただけます。 個人情報や通信内容などは含まれません

実は、これからイケカフェの2号店も検討しているんだけど、そこにもフリーWi-Fiを検討しようかな、と思っているんだよ。

複数店舗でフリーWi-Fiを提供されるご予定なんですね。参考までですが、フリーWi-Fiを広くご提供されているオーナーさま向けには、移動比率や周遊拠点間のフローマップなどを確認できるレポートもあるんですよ。

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フリーWi-Fiを提供して来店されるお客さまにご満足いただくだけでなく、より一層お店が繁盛するようなサービスやイベントの企画などにもお役立てくださいね。

フリーWi-Fi設置で迷ったら気軽にご相談ください

カフェを例に、4話にわたって店舗でのフリーWi-Fi導入の流れをお伝えしてきました。

ご紹介したケースは一例であり、NTTBPではさまざまなケースに柔軟に対応したご提案が可能です。

フリーWi-Fiの導入をご検討中のオーナーさまは、NTTBPインフォメーションデスクまでお気軽にお問い合わせくださいね。

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