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「デジタルデトックス」を実践してみた ~Wi-Fiコラム編集部体験レポ

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編集長:ねえ。ふたりは「デジタルデトックス」を知っているかい?

C:え、はじめて聞きました。

S:私もです。デジタルの毒素排出......?

編集長:実は、私も最近知った言葉なんだけど。今日はデジタルデトックスについて、編集部で考えてみない?

何事にもデジタルデバイスに頼ってしまいがちな今。常にスマホをさわっていないと落ち着かない、ついつい日常生活よりインターネットの使用を優先してしまう......という方もいるのではないでしょうか。

今回は、Wi-Fiコラム編集部のデジタルデトックス実践レポートをお届けします。

デジタルデトックスとは?

スマートフォンやパソコン端末などのデジタルデバイスに、さわらない日や時間を作ることを「デジタルデトックス」と言います。「スマホ断ち」や「ネット断ち」、「IT断食」と呼ばれることも。

「ずっとスマホを隔離しなければならないの?」「電波が届かないような山奥に行かなきゃダメなんじゃ......」などと、大げさに考える必要はありません。

デジタルデトックスは、完全にデジタルから離れるわけではないので、自分の無理のない範囲で、普段の生活スタイルに取り入れて行うことができます。

例えば、「寝る前の2時間はスマホを触らないでおこう」くらいでも、デジタルデトックスにはなるそうです。

どんな効果があるの?

例えば、SNS上での人間関係やインターネットで見かけたネガティブなニュースで落ち込んでしまったことはありませんか? デジタルデバイスの使用に伴うストレスをリフレッシュさせることが、デジタルデトックスのおもな目的です。目や肩の疲れの解消など、肉体的なストレスにも効果があるといわれています。

方法や個人差もありますが、私たちがインターネットで調べた結果、次の効果が期待できるそうです。

  1. 頭の疲れが取れて、気持ちがすっきりする
  2. 睡眠の質が良くなる
  3. 首、肩、目の疲れが取れる
  4. 想像力や思考力が高まり、五感がさえて新たな発見もできる
  5. ネット依存の予防・対策になり、SNS疲れも軽減される

実際にWi-Fiコラム編集部で実践してみた

ヨガでデジタルデトックスをしたSの場合

編集長:と、いうわけでそれぞれ実践してもらったわけだけど、みんなどうだった?

S:私は、休日の昼間に数時間だけやってみました。休日は家にいることが多くて、暇でずっとスマホを触っちゃうんです。平日だとそんなにスマホも触らないので、仕事みたいに何かに集中していれば良いのでは? と思って、ヨガに行ってきました!

C:わかるー! 私もマッサージに行きたかったんだけど、スマホがないと予約すらできなくてさ! よく予約できたね。

S:いえ、デジタルデトックスは予約してからはじめましたけど。

C:賢明だなぁ......

編集長:体もついでにデトックスってことね!

S:はい! ヨガスタジオには必要なものしか持ち込めません。最初はスマホが気になって、そわそわしちゃいました。でも、レッスンが終われば使用できると自分に言い聞かせると、自然と気持ちに余裕が出てきて。瞑想中には、普段にはない心の声のようなものが聞こえてくるようになりましたよ。

編集長:時間ってどれくらいだったの?

S:レッスン時間は60分なんですけど、準備時間などを含めると2時間はデジタルデトックスできましたよ。終わった後も、不思議とスマホが気にならなくて。軽く画面の通知を確認して、帰宅後そのまま寝ちゃいました。運動して疲れたのかも......でも、休日は深夜までスマホを見てしまうのに、その日はぐっすり。8時間近く寝ちゃいました。目覚めもすっきりでした!

C:もしかして、それってデジタルデトックス、ではなく、ヨガの効果なんじゃ......

S:あはは。どちらも短時間なんで、継続しなきゃあまり意味がないかも(笑)。

編集長:そもそも60分のレッスンとわかっていてもソワソワする時点で、だいぶスマホ依存じゃないか。現代っ子だなぁ。

スマホなしの休日に挑戦してみたCの場合

編集長:ゆるいな~。でも、こんな感じのプチデジタルデトックスもいいのかもね。Cはどうだった?

C:起きてから寝るまで、休日に一日スマホを触らない生活してみました。

S:一日! 私は無理です!

■編集部員Cの「スマホを一日触らない休日」のタイムライン

8:00 台風が近づく中、勘で洗濯機を回す。後に後悔

9:00 「Spotifyが聞けないなら、CDを聞けばいいじゃない」とデッキ片手になぜかドヤ顔

10:00 肩コリがひどいが、ホットペッパー以外からのマッサージ予約の方法が分からない。肩を回してみるものの、焼け石に水

11:00 合体ロボが届く。メルカリで買ったため、箱も説明書もない。ヒーロー(3歳)に親の力を見せつけるために真剣に取り組むも、合体ならず

15:00 侍(3歳)と「水の呼吸・一の型」に励むも検索できず、うろ覚え。代わりに「アバンストラッシュ」を伝授する。侍の勇姿は写真に残せず。肩、悪化

18:00 「新体操の衣装がどう見てもハロプロ」「某国のアーティスティックスイミングの水着はほぼ宇宙猫」など、スポーツ観戦の楽しみを友人と分かち合いたいが断念

21:00 猛獣(3歳)と就寝。「ログインボーナス、貰っておいてあげようか」という夫の親切な申し出は無視

翌朝6:00 デトックス終了! 旧友のグループLINEにて「急なんだけど、今日オンライン飲みしようよー」の文字を目撃(涙)

編集長:ラスト(笑)

C:普段来ないのにその日に限ってそんな誘いとか、ひどい話ですよ。今後やるときは周りには、事前に言ってからはじめますよ!

編集長:代わりに、なんかいいことあった?

C:うーん、一日くらいだと効果を実感するほどではなかったですね。マッサージ行けなかったので、プラマイゼロかな。

山奥の温泉旅館で本格デジタルデトックスをした編集長の場合

S:編集長はどうでした?

編集長:私は最近じゃないんだけど、山奥の温泉旅館でやったことあるのよ。スマホの電波が一切入らないところでさ。今考えるとあれは強制デジタルデトックスだったな、と。

S:本格的!

編集長:最初はSと一緒で少しソワソワしたんだけどね。でも小1時間もすれば慣れた。

C:テレビはあったんですか?

編集長:各部屋ではなく、共用部に1台だけあったね。

S:ええー! わたし、暇つぶしといえばテレビを見るか、スマホなんですけど......編集長は、その環境でどう過ごされたんですか?

編集長:一緒にいた友人とずっと話していたよ。改めて、こんなにしっかり向き合って話すのって新鮮だなぁ、と。

S:話しながらお互いスマホを触っていることもあるし、無言の場面とかもありますしね。

編集長:あ~、ちなみに話しているときに「あれ」「あのひと」「あそこ」の連呼だったね。まぁ驚くほど単語が出てこなくて。いつもならすぐスマホで調べられるけどそれができない。その状況が面白くなってずっと笑ってたな。

C:こういう時に、スマホに依存していたんだな~って実感しますよね。

編集長:それと、風の音とか、空の色とか、いつもはあまり感じないのに、すごく雰囲気を感じたよ。とにかく静かでね。朝までしっかり眠れた。夢すらみなかったよ。

C:の音は、普段なかなか意識しませんからね。

編集長:うん。目覚めもの音だったよ。小鳥のさえずりじゃなくて、砂利道を走る車の音とか、防災放送だったけど(笑)。アラーム音やテレビなど電子的な音が一切ない静かな朝だった。気持ちよい朝風呂に、おいしい朝ごはん! これが私のデジタルデトックスだったよ。

S:何か困ったことはありましたか? 連絡がたくさんきていたとか。

編集長:街に戻ったときに、スマホの電源を入れて確認したけど、Cのようなことはなかったな。いかに自分に友だちが少ないかを認識したくらいだ(笑)。でも、やはりスマホがないと困ると思ったね。電波が入らないことがわかっていてもカメラやスケジューラーなどは少し見てしまったし、通信がなくても使えるスマホの機能にもかなり依存しているなぁ......って感じたよ。

S:今や、電子マネーや連絡先、スケジュール管理さえもスマホに頼ってしまっていますからね。

C:わかります。この間スマホを落とした時、ヒヤッとしましたし!

旅先でのデジタルデトックスにおすすめの事前準備

S:編集長は旅先でのデジタルデトックスでしたけど、こんな準備があればいいかも! というおすすめがあれば教えてください。

編集長:私は必然でデジタルデトックスを強いられた感じだけど、事前にしっかり準備してやりたいのであれば、以下はおすすめかな。

  • 心配なら、周囲へ連絡がとれない期間を事前連絡しておく
  • スケジュールや連絡先など、確認が必要な情報はメモしておく
  • 本を持っていく(読みきれる量だとなお良し)
  • トランプなどのカードゲームを持っていく
  • カメラを持っていく
  • お金は小銭を多めに持っていく

S:小銭はなぜですか?

編集長:最近だと「デジタルデトックスプラン」などを用意している宿もあって、中にはフロントに端末ごと預けたりするから。モバイル決済ができないと、案外小銭って使うんだよね。

デジタルデトックスを体験してみて

編集長:今回、体験してみて、どうだった?

C:ちょっとだけ不便は感じましたが、ものすごく困ったことはありませんでした。

S:私はゆるすぎたかな、と。良い気分転換にはなりましたが、効果があったかと言われたら微妙ですし......。でも、編集長の話を聞いて、俄然やる気が出てきました! 今度のお休みは高尾山にハイキングしに行こうかな。

C:高尾山、どこかにWi-Fiありませんでした?

S:ええ!?

編集長:最近はどこに出かけてもWi-Fiがあるし、全くインターネットをしない生活って難しい気がする。自然に触れようと思ってキャンプに行っても、キャンプ場自体にWi-Fiがありました~なんてことがあるもんね。

S:うちのコラムでも、フリーWi-Fiが利用できるところを積極的に紹介していますからね。

編集長:ビジネスの面ではどうなんだろう。

S:業務のチャットとか、退勤後もチェックしちゃいますね。別に今返さなくていいのに、リアクションしたり。

編集長:ネットさえあれば"いつでも""どこでも"仕事ができる、っていう便利な環境も考え物かもしれないね。ちなみに私はスマホ2台持ち、PCも常に持ち歩いてしまっているんだけど(苦笑)。

C:え、普通に重いでしょ! 業務端末の時間外はデトックス! メリハリですよ!

生活スタイルや仕事によって、完全なデジタルデトックスを実践することは難しいかもしれません。でも、普段気づかなかったことに気づけたり、人とのコミュニケーションが少しだけ近くなったり、デジタルデバイスに依存しすぎず、人間らしい生活をおくるには、ときどき取り入れてみても良いのかもしれませんね。

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